死亡男児のあざ30カ所=母、日常的に暴行か−奈良県警(時事通信)
奈良県桜井市で5歳男児が餓死した事件で、死亡した吉田智樹君の体に大小合わせて約30カ所のあざや傷跡があったことが17日、捜査関係者への取材で分かった。母真朱容疑者(26)=保護責任者遺棄致死容疑で逮捕=は「妹が生まれた3年ほど前から、息子をたたいたりするようになった」と供述しており、県警捜査1課などは、同容疑者が長期間、日常的に暴行を加えていた疑いがあるとみて捜査している。
捜査関係者によると、確認されたあざなどは、既に治った跡も含めると30カ所以上。額には机の角にぶつけたような切り傷もあった。あざの中には色素が沈着し、かなり前にできたとみられるものもあったという。
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2010-03-19 00:42
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